特殊設計機械不調で減益に ポバール興業の4~12月期

2022年02月15日

ゴムタイムス社

 ポバール興業の22年3月期第3四半期連結決算は、売上高が25億7000万円で前年同期比0・3%増、営業利益は2億8300万円で同9・6%減、経常利益は3億1200万円で同7・0%減、四半期純利益は2億1800万円で同7・7%減となった。
 セグメント別では、総合接着・樹脂加工は、売上高が21億9700万円で同3・8%増。自動車・鉄鋼業界を中心にベルト関連製品の販売が堅調に推移したほか、ディスプレイガラス向け研磨部材の販売が底堅く推移した。
 特殊設計機械は、売上高が3億7200万円で同16・2%減。新型コロナウイルス感染症による設備投資の先送りや凍結の影響があった。
 通期の連結業績予想は前回発表から修正はなく、売上高が33億9900万円で前期比4・5%増、営業利益が3億8200万円で同18・6%増、経常利益が3億8500万円で同10・2%増、当期純利益が2億5800万円で同21・9%増を見込んでいる。

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