ミシュランが全天候型タイヤ発売 雪上性能7%、ウエット6%向上

2021年08月20日

ゴムタイムス社

新製品と須藤元社長 日本ミシュランタイヤは8月18日、10月8日より順次発売する全天候型タイヤ「ミシュラン クロスクライメート2」の新製品説明会をオンラインで開催した。
 新製品は夏タイヤに求められるハンドリング性能やドライ・ウェット時のブレーキング性能を高い水準で満たしながら、急な降雪での雪上走行も可能にした全天候型タイヤ。
 説明会冒頭、挨拶に立った須藤元社長は「新製品は基礎研究からタイヤ開発に至るまで、採用されるテクノロジーやそれによって得られる性能は、必ずユーザーの利益に結び付いていないといけないという強い思いを持ち、現状の性能に満足せず、安全性はじめさらなる利便性の向上を目指して開発された」と新製品を紹介した。

 続いて、同社の乗用車・商用車タイヤ事業部ブランド戦略マネージャの黒谷繁希氏がクロスクライメート2に関する詳細な説明を行った。
 クロスクライメート2の開発コンセプトには、消費者が重要視する性能である①夏性能、②

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