自動車堅調で増収増益 日精樹脂の4~6月期

2021年08月16日

ゴムタイムス社

  日精樹脂工業の22年3月期第1四半期連結決算は、売上高が111億3800万円で前年同期比26・0%増、営業利益は5億8700万円、経常利益は6億4600万円で同273・6%増、四半期純利益は12億1600万円。
 主力である射出成形機の販売が自動車関連を中心に需要が堅調だったことから増収増益となった。
 製品別の売上高は、射出成形機が86億7600万円、周辺機器は4億5600万円、部品は15億3500万円、金型等は4億7000万円だった。
 セグメント別では、日本は、売上高が36億4800万円(前年同四半期実績は36億8200万円)、セグメント利益は4億5800万円(前年同四半期実績はセグメント損失3000万円)。自動車関連を中心に需要がゆるやかに回復したが、減収増益となった。
 欧米地域は、売上高が45億4900万円(前年同四半期実績は32億9100万円)、セグメント利益は1億6200万円(前年同四半期実績はセグメント損失9500万円)。
 アジア地域は、売上高が29億4000万円(前年同四半期実績は18億6300万円)、セグメント利益は1億400万円(前年同四半期実績は4800万円)。
 22年3月期の通期予想は、売上高は436億円で前期比4・8%増、営業利益は24億円で同109・5%増、経常利益は25億5000万円で同138・1%増、当期純利益が24億5000万円で同309・1%増を見込んでいる。

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