トヨタC+podに新車装着 ブリヂストンのエコピア

2021年03月26日

ゴムタイムス社

 ブリヂストンは3月24日、トヨタ自動車が20年12月に限定販売を開始した新型車「C+pod」の新車装着用タイヤとして、「エコピアEP150」の納入を開始したと発表した。サイズは155・70R13・75S

 「C+pod」は、環境に優しい2人乗りタイプの超小型EV(電気自動車)で、人の移動における1人あたりの高いエネルギー効率を追求している。日常生活における近距離移動に加え、定期的な訪問巡回といった法人利用や、都市・山間部などそれぞれの地域に即した安心・自由かつ環境に良い移動手段を目指し開発された。

 これまで同社は、トヨタ自動車との長年にわたる共働を通じて、トヨタ自動車が発売する様々な車両の価値の実現に貢献してきた。その中で今回、超小型EV「C+pod」に採用された「エコピア」はウェット性能や操縦安定性能などタイヤに求められる諸性能を高次元に維持しながら、転がり抵抗の低減を追求したブランドとなっている。「エコピアEP150」は、ゴムの配合を最適化することで、タイヤの軽量化及び転がり抵抗の低減を実現し、高い低燃費性能を確保している。環境性能に加え、操縦安定性能とウェット性能を高次元で両立させることで、超小型EV「C+pod」の社会価値・顧客価値の実現に貢献している。

 同社は、「2050年にもサステナブルなソリューションカンパニーとして社会価値・顧客価値を持続的に提供する会社であり続けること」を目指し、引き続きコア事業である足元のタイヤ・ゴム事業の更なる強化と、様々なイノベーションを基盤とした画期的なソリューションの実現を通じて、社会価値及び顧客価値を最大化するとともに、安心・安全なモビリティ社会に貢献する。また、今後も当該商品を始めとする各商品ブランドのグローバル展開や、様々な車種に応じて最適な機能価値を引き出す新車装着タイヤを積極的に拡大し、顧客の要望に応える商品を提供していくとしている。

 

エコピアEP150

エコピアEP150

 

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