海外自動車用は回復基調 三ツ星ベルトの4~12月期

2021年02月08日

ゴムタイムス社

 三ツ星ベルトの21年3月期第3四半期決算は、売上高が473億6100万円で前年同期比13・3%減、営業利益は34億8400万円で同40・9%減、経常利益は39億8000万円で同34・5%減、四半期純利益は27億3400万円で同37・9%減となった。
 セグメント別に見ると、国内ベルト事業の売上高は182億5500万円で同12・4%減、営業利益は34億2100万円で同32・3%減。自動車用ベルトは組み込みライン用や純正補修向けの販売はユーザーの生産回復に伴って増加傾向にあるものの、第2四半期までの落ち込みが大きく、売上高が減少した。
 一方、一般産業用ベルトや搬送ベルト、合成樹脂素材についても、依然として国内企業の生産活動が低調であることから、売上高が減少した。 海外ベルト事業の売上高は売上高は214億3600万円で同14・9%減、営業利益は19億1700万円で同32・1%減となった。海外ベルト事業は、各国が実施したロックダウンにより経済活動が停滞し、海外事業全体の売上高は減少した。ただ、第3四半期に入り、自動車用ベルトは米国や中国での需要の回復がみられ、年度当初に比べ受注が増加した。
 また、一般産業用ベルトは、中国や東南アジアにおいて農業機械向けの需要が回復し期間累計では微増となった。一方、OA機器用ベルトはアジアでの売上高が減少した。 

 同社は第3四半期の業績動向を鑑み、通期業績を上方修正した。それによると、21年3月期通期売上高は630億円(前回発表610億円、 増減額20億円、増減率3・3%増、営業利益は45億円(前回発表32億円、増減額13億円、増減率40・6%増)、経常利益は50億円(前回発表34億円、増減額16億円、増減率47・1%増)、当期純利益は35億円(前回発表28億円、増減額7億円、増減率25・0%増)を見込む。

 なお、建設資材事業の売上高は41億7300万円で同20・0%減、営業利益は2億1500万円で同39・1%増。建築部門は屋上防水改修工事の発注や進捗が遅れたことや、土木部門では廃棄物処分場などの工事物件の減少や規模縮小の影響により売上高が減少した。
 

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