コロナ影響で減収減益 相模ゴムの4~9月期

2020年11月17日

ゴムタイムス社

 相模ゴム工業の21年3月期第2四半期決算は、売上高は27億3200万円で前年同期比17・3%減、営業利益は4億7500万円で同28・3%減、経常損失は1億8900万円で同67・8%減、親会社株主に帰属する四半期純利益は3100万円で同91・7%減となった。

 ヘルスケア事業は、輸出売上高の回復により、第2四半期の売上高が第1四半期の売上高に比べ改善したが、マレーシア工場の生産効率の停滞等が影響した。この結果、売上高は20億4900万円で前年同期比17・4%減、営業利益は6億6400万円で同23・3%減となった。

 プラスチック製品事業は、食料品向け包装フィルムが好調を維持するも、衣料カバー向けの回復の兆しが見えず、原油価格が小幅な動きで推移した結果、売上高は5億7800万円で同15・0%減、営業利益は2900万円で同7・7%増となった。

 入浴・介護サービス及びその他の事業は、売上高は1億300万円で同25・4%減、営業損失は4500万円(前年同期は営業損失5200万円)となった。

 通期の連結業績予想については、新型コロナウイルス感染症の影響により、現時点では合理的な算定が困難であることから未定としている。

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