経営統合の中止を発表 日本触媒と三洋化成工業

2020年10月22日

ゴムタイムス社

 日本触媒と三洋化成工業は10月21日、共同株式移転の方式により来年4月1日付で両社の親会社「Synfomix」を設立し、経営統合を行うことで合意していたが、同日開催のそれぞれの臨時取締役会で経営統合を中止することを決議し、両社の合意により経営統合に係る最終契約を解約したと発表した。

 両社は、2019年5月29日に同経営統合に向けて検討を進めていくことについて基本合意書を締結して以降、両社の経営統合に向けた詳細な検討と協議を進め、2019年11月29日には両社間で経営統合に係る最終契約を締結し、2020年10月1日付で同経営統合を行うことを公表した。その後、2020年4月13日には、最終契約で合意した株式移転比率の見直しと同経営統合を2021年4月1日に延期することを両社で合意し、公表した。

 しかし、2019年11月29日の同経営統合に係る最終契約の締結以降、原材料価格や製品価格の著しい変動が見られ、また製品需要の先行き不透明感が増すなど、両社を取り巻く事業環境が急速にかつ大きく変化したことで、経営統合を実施することが困難になったとの認識に至った。現在の事業環境に鑑みたそれぞれの会社が持つ優位性を独自に発揮していくことが両社の企業価値向上につながると判断、同経営統合を中止し、経営統合に係る最終契約を解約することに合意した。

 同経営統合は中止となるが、両社は引き続き様々な面で良好な関係を維持していく。

 なお、経営統合の中止および同経営統合に係る最終契約の合意解約に伴い、各社において計上する費用等の業績への影響は精査中だが、今後、各社の2021年3月期第2四半期累計業績予想および2021年3月期通期業績予想の修正が必要となる場合には速やかに公表するとしている。

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