ベルトホースの景況感は悪化 東部ゴム商組が流通調査発表

2020年04月27日

ゴムタイムス社

 東部ゴム商組のベルトホース部会はこのほど同商組の会報2020年4月号で「2019年版ベルト・ホース流通動態統計調査」を発表した。
 同組合では、15年からベルト・ホース流通動態調査を一括して発表している。同調査は毎年3月に開催される「ベルトホース商工懇談会」で発表されているが、今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で、商工懇談会の開催が中止となったことを受け、同商組の会報4月号で発表された。

 今回の調査は、同組合のベルトホース部会員企業と同部会選定組合員企業の合計59社を対象に、19年1~12月を調査対象としたもので、回答率は81%。製品を伝動ベルト(V形、歯付、プーリ、その他)、搬送ベルト(ゴム、樹脂、その他)、高圧ホース(ゴム、樹脂)、ゴムホース、樹脂ホース、空圧チューブ・継手に分類し、売上や価格、販売上の問題点、輸入品、通販・ネット販売など13の設問に対して回答を求めた。

 ◆19年の売上高実績
 19年の品目別の売上高は、11品目で前年比「95~105%未満」が最多

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