新研究本館が本格稼働 東ソー 南陽事業所で

2020年04月03日

ゴムタイムス社

 東ソーは4月1日、主要な生産・研究開発拠点である山口県周南市の南陽事業所で同日、新研究本館を本格稼働したと発表した。

 無機系並びに有機系スペシャリティ製品の研究開発機能強化を目的に、最新鋭設備を保有する研究本館と研究ベンチ棟を建設する計画で2020年1月に竣工し、稼働開始に向けて準備を進めてきた。

 研究本館内には、無機材料研究所、有機材料研究所、技術センター、および東ソー分析センター(当社100%子会社)の研究開発に関わる4部門が集約され、異分野の研究者が同じフロアに集まり、知的交流が活発となる工夫が図られており、部門間の連携強化による技術シナジーの促進により、ゼオライト、ジルコニア、環境薬剤、導電性材料などのスペシャリティ製品の開発加速を進める。

 同社は、引き続き独自の新たな価値の創出を通じて、社会課題の解決に貢献していくことを目指すとしている。

 

新研究本館外観

新研究本館外観

新研究本館エントランス

新研究本館エントランス

 

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