三洋貿易 主力商材ともに新規商材発掘急ぐ インド製プロセス油などに注目

2020年02月17日

ゴムタイムス社

 三洋貿易(東京都千代田区、新谷正伸社長)のゴム事業部の前期(19年9月期)は、前々期比で微減収となった。「前期は自動車関係が減少し、既存商品は数%の落ち込みとなったが、主力商材を含め様々な面で拡売を図り、減少を最小限に食い止めた」(小宮康ゴム事業部長)と振り返った。また、今期(20年9月期)の第1四半期の状況は、前期末よりも環境はさらに厳しくなっている。

 ゴム事業部は現在、北米、中国、タイの3大拠点を中心にインドネシア、インド、ベトナム、メキシコに事業を展開している。各拠点の状況を見ると、米国は堅調に推移している。良好な経済状況を反映し、自動車やIT機器向けのゴムの荷動きは順調で、日本に副資材を輸出するビジネスも伸びている。また、イラプアトにあるメキシコも着実に販売が増えている。

 中国は、昨年急速に落ちた需要が回復に向かいつつあるが、東知との合弁でゴムコンパウンドを手掛ける三洋東知(上海)橡胶有限公司は、依然厳しい状況が続いているという。

 タイは、中国や日本に遅れる形で、昨年の6、7月頃から需要は落ちているが、中長期的には需要の伸びを見込んでいる。タイは自動車や化学メーカーなど多くの日系企業が拠点を構える、アセアンの戦略拠点となっている上に、タイ政府が進める「タ

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