暖冬で本数・金額とも2割減 12月のタイヤ販売 GfK

2020年01月30日

ゴムタイムス社

 GfKジャパンは1月28日、2019年12月の自動車タイヤの販売速報を発表した。

 それによると、2019年12月の販売本数は前年同月比19%減、販売金額も同19%減となった。

 暖冬であったことが販売減少の主要因で、特に冬タイヤの減少が顕著で、販売本数は前年と比べ25%減となった。

 サイズ別の販売動向を見ると、販売本数上位10サイズ全てにおいて3ヵ月連続で前年同月の販売を下回った。ただし、最も販売量の多い155/65/14は、同サイズを採用している自動車の増加を受け同11%減となり、タイヤ全体と比較すると縮小幅は小さかった。

 タイヤ全体の税抜き平均価格は、前年同月からわずかに上昇し1万400円となった。

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