タイ新工場で開所式 ブリヂストンORR拠点

2019年10月25日

ゴムタイムス社

 ブリヂストンは10月25日、子会社であるブリヂストン・スペシャリティ・タイヤ・マニュファクチャリング(タイランド)が、建設・鉱山車両用ラジアルタイヤ新工場の開所式を10月24日に開催したと発表した。

 新工場はタイのラヨーン県アマタ・シティ工業団地に所在し、敷地面積は約87万㎡で、生産能力は約35t/日となっている。

 同社グループは、タイにおいて53年にわたる事業活動で築いてきた事業基盤・ネットワークを有している。これに新工場が加わることにより、同社ではタイの経済および産業のさらなる発展に貢献できるとしている。新工場は、日本を除くアジアで初めての建設・鉱山車両用ラジアルタイヤ工場で、グローバル供給拠点の一つとして位置づけられる。新工場開設により、中長期的な需要の変化に柔軟に対応する生産供給体制の構築が可能となる。

 開所式には、BOI(タイ投資委員会)、ラヨーン県、日本大使館をはじめとする多くの関係者が出席した。

 開所式では、東正浩・執行役専務が「当社グループは最高の品質で社会に貢献することを使命として掲げており、高品質・高付加価値のタイヤをお客様に提供することで事業を発展させ、タイおよび地域社会に貢献できるよう努めていきたい」と述べた。

開所式の様子

開所式の様子

関連キーワード: ··

技術セミナーのご案内

ゴムタイムス主催セミナー