取材メモ 真のニーズを捉えるために

2019年06月03日

ゴムタイムス社

 日本ゼオンでは、顧客に密着して真のニーズを的確に捉える取り組みを全社的にスタートし、その効果が出始めている。
 水素化ニトリルゴムや低燃費タイヤ向けのSSBRの販売が堅調なゴム事業部でも、欧州や中国で営業スタッフを再配置したほか、シンガポールの技術サービスセンターを中心にアセアンとインドで情報収集を強化するなど、需要先との対話を深めている。
 「メーカー営業の原点に回帰し、顕在化している『ニーズ』だけではなく、まだ顕在化していない『ウォンツ』まで掘り下げていかないと真のニーズは

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