ゴム用機械特集 関西ロール MKブレーキが1500台突破 予防保全が高まり販売増へ

2019年03月22日

ゴムタイムス社

 関西ロール(大阪市大正区、髙木康彦社長)は「メイドインジャパンのものづくり」にこだわり、ロール混練機やゴム加工機械の販売・製造、ロール機用安全装置「MKブレーキ」の販売などを通じて、ユーザーの技術と安全を支え続けている。

 18年12月期の動向によると、中型ロール機の良好な受注環境が続き、「久しぶりに国内の新工場の設備に関わったほか、自動車をはじめ、半導体、メディカル分野の需要も伸長した」(髙木社長)ことで増収増益となった。

 また、同年度の製品別販売構成比のうち、ミキシングロール(高性能ロール)とテストロールが60%、「MKブレーキ」が15%、加硫缶(圧力容器)が10%、ラム式押出機やその他特殊機器が残りの15%を占めているのこと。
注力製品の安全装置「MKブレーキ」については、ユーザーの危機管理に対する意識は年々高まってきており、昨年12月時点で累計販売台数が1500台以上を突破。そのうち8割は国内向け、2割は海外日系企業向けに輸出されている状況だ。

 髙木社長は「MKブレーキの受注状況

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