ゴム用機械特集 関西ロール MKブレーキが1400台突破

2018年06月08日

ゴムタイムス社

 関西ロール(大阪市大正区、髙木康彦社長)は「メイドインジャパンのものづくり」にこだわり、ロール混練機やゴム加工機械の販売・製造、ロール機用安全装置「MKブレーキ」の販売などを通じて、ユーザーの技術と安全を支え続けている。

 17年12月期の動向は中型ロール機の需要が活発で、業績は計画以上に高水準に推移した結果、増収増益だった。そのほか、ホースや履物業界で加硫缶(圧力容器)の需要が増え、ラム式押出機(定量カッター)の需要も伸びたという。

 また、同年度の製品別販売構成比のうち、ミキシングロール(高性能ロール)とテストロールが50%、「MKブレーキ」が15%、加硫缶(圧力容器)が15%、ラム式押出機やその他特殊機器が残りの20%を占めているのこと。

 注力製品の安全装置「MKブレーキ」については、ユーザーの危機管理に対する意識は年々高まってきており、4月時点で累計販売台数が1400台以上を突破。そのうち8割は国内向けで、2割は海外日系企業向けに輸出されている。

 髙木社長は「今期で1500台を達成できるのではないか。今後はゴム・樹脂業界のみならず、異業種からの需要も増えているため、MKブレーキを水平展開して

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