日本ミシュラン グローバルサミット「ムービング・オン」をカナダで開催

2017年04月27日

ゴムタイムス社

 日本ミシュランタイヤは4月27日、持続可能なモビリティをテーマとするグローバルサミット「ムービング・オン」を6月13~15日の3日間、カナダ最大の都市モントリオールで開催すると発表した。

 2014年に中国・成都で開催された「ミシュラン・チャレンジ・ビバンダム」から名称を変更。大小さまざまな企業や科学学術団体、NGOなどが斬新なソリューションを展示する。

 ミシュランは92年に初の低燃費タイヤを発売して以来、「ヒトとモノのモビリティの発展に貢献する」という企業理念の下、持続可能なモビリティの実現を訴えてきた。15年11月の国連気候変動枠組条約第21回締約国会議(COP21)では、同社タイヤのCO2排出量を2030年までに20%削減すると宣言している。

 ムービング・オンのパートナー兼開催地であるモントリオールは、20年までに90年比で温室効果ガス排出量を30%削減する目標を掲げ、輸送機関の電化に取り組んでいる。同社は官民のステークホルダーとの対話を通し、安全で信頼性の高いモビリティを創造していく考えだ。

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