【ホース特集】プラス・テク 新商品・特注品の開発推進

2017年04月03日

ゴムタイムス社

 プラス・テク(茨城県阿見町、中馬直宏社長)の16年度下半期の成型品ホース事業は、売上は予算比で未達の見込みとしたが、対前年同期比では微増で着地する見通しである。

 予算未達の理由について、竹村雄成形品営業部長は「今期立ち上がる予定だった工業用の特注品の実商開始が後ろにずれこんだ影響が大きかった」と説明した。ただし、特注品の需要に関しては関連する業界が伸びているため、比較的堅調に推移している。

 一方、汎用品は動きがやや鈍化したものの、主力のブレードホースは、商品の知名度を含めて需要は安定している。なかでも、柔軟、軽量、ゴムのようなしなやかな触感を特長とする「テクノブレード」は汎用性の高さから、食品や土木など様々な産業分野に使われている。

 サクション系ホースでは、帯電防止タイプの

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