住友ゴム 「第8回CSR表彰式」を開催

2016年11月30日

ゴムタイムス社

 住友ゴム工業は11月29日、神戸本社において「第8回CSR表彰式」を開催した。

 CSR表彰は、職場や個人が取り組んだCSR活動の成果を表彰することで、CSR活動への理解と関心を深め、活動を拡大することを目的として実施するもの。住友ゴムグループ各社の職場および全社員を対象とし、「環境貢献部門」と「社会貢献部門」の2つのカテゴリーを、それぞれ「職場の部」「個人の部」に分けて活動の評価を行った。

 8回目となる今回は、国内外グループ各社から42件の応募があり、その中から、活動の継続性や規模・影響の大きさ、自主性・努力度などを評価し、最優秀賞4件、優秀賞8件、奨励賞22件を決定した。

 社会貢献部門の職場の部では、宮崎工場、ダンロップゴルフクラブとスミトモラバーUSAがそれぞれ最優秀賞を受賞した。

 宮崎工場、ダンロップゴルフクラブは4月の熊本地震発生後、2ヵ月間に渡ってのべ63名のボランティアを派遣し、現地復興に寄与した件で受賞した。

 スミトモラバーUSAは「Make a Wish」というボランティア団体の難病と闘う子供たちの夢をかなえる活動に参画。多くの社員が、寄付・チャリティ活動に参加し、多くの子供たちの夢をかなえている件で受賞した。

 個人の部では、住友橡膠(常熟)有限公司の張虎氏とスミトモラバーサウスアフリカのヨシャン・バブーラール氏の2名が最優秀賞を受賞した。

 張虎氏は、勤務終了後の帰宅途中の橋で助けを求める声を聞き、溺れかけている女性を発見。川に飛び込み、女性を救助した件で受賞した。

 スミトモラバーサウスアフリカのヨシャン・バブーラール氏が20年以上に渡り、「フード・フォー・ライフ」という恵まれない地域でのボランティア活動に参画。自らも献金を行いながら、貧困家族や障がい者の学校での食事提供などを行っている件で受賞した。

 住友ゴムグループは、これからもグローバル企業としての社会的使命を果たすために、広く地域・社会に貢献し、信頼され愛される企業として新しい価値を創出し、持続可能な社会の発展に貢献していくとしている。

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