住友ゴム 全国タイヤ安全点検で空気圧過不足が最多に

2016年04月27日

ゴムタイムス社

 住友ゴム工業は4月27日、全国47都道府県52会場で9日に実施した「ダンロップ全国タイヤ安全点検」で、燃費の悪化、走行性能の低下、偏摩耗の原因となる「空気圧の過不足」が最も多く確認されたと発表した。

  合計6428台のタイヤ点検を実施した結果、タイヤの整備不良率は全点検台数の26・5%で、その内容は重複含め空気圧の過不足が15・3%と最も多く、続いてタイヤ表面の損傷が7・2%、残溝不足が6・9%、偏摩耗が6・4%となった。なお今回の活動により、これまでの累計点検台数は7万6000台を超えた。 

 同社では、2008年10月から年2回、全国47都道府県でタイヤ点検と安全啓発活動を道の駅やショッピングセンターなどで開催しており、今回で15回目の実施となる。タイヤ点検ではタイヤに起因する事故の未然防止を目的に、装着されているタイヤの空気圧、残溝、タイヤ表面の損傷などの点検を行うとともに、タイヤの安全で正しい使用・管理方法について紹介する冊子を配布するなど、ドライバーにタイヤの日常点検の重要性を訴求している。 

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