ニッタ 北米事業を相次ぎ拡大 更なるグローバル化を推進

2016年03月14日

ゴムタイムス社

 ニッタは先ごろ、グローバル市場における更なる事業拡大を図る目的で、北米地域での生産増強計画および事業買収を相次いで発表した。

 同社は3月1日付で、カナダのコネクト・コンベヤ・ベルティング(CCB社)の発行済株式を100%取得する株式譲渡契約を締結し、子会社化した。

 主に北米を中心に事業展開しているCCB社を同社グループに迎えることにより、「グローバル市場でのベルトビジネスの持続的成長」「顧客仕様製品によるエンドユーザー市場に焦点をあてたビジネスの展開」「高付加価値製品による競合他社との差別化」が可能であり、更なるグローバル化の推進に寄与するとしている。

 また、連結子会社のニッタ・コーポレーション・オブ・アメリカ(NCA)は、北南米市場でのベルトの需要増加に対応するために、第2工場の建設及び生産設備の増強を実施する。

 NCAは北南米を中心に、工業用ベルトの製造販売、樹脂ホース・チューブ製品やメカトロ製品の輸入販売、樹脂ホース

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