ブリヂストン ECOPIA EP500 ologicが資源エネルギー庁長官賞受賞

2016年01月28日

ゴムタイムス社

 ブリヂストンは1月27日、次世代低燃費タイヤ「エコピア・EP500・オロジック」が、一般財団法人省エネルギーセンターが主催する「平成27年度省エネ大賞」の製品・ビジネスモデル部門において「資源エネルギー庁長官賞」を受賞したと発表した。

 同製品の低燃費性能が評価されたもの。同日、東京ビッグサイト(東京都江東区)にて授賞式が行われた。
 「省エネ大賞」は、国内において省エネルギーを推進している事業者および省エネルギー性に優れた製品を開発した事業者に対して表彰を行い、省エネルギー意識の浸透や省エネルギー製品の普及促進、省エネルギー型社会の構築に寄与することなどを目的に実施されている。

 今回の受賞対象である「エコピア・EP500・オロジック」は、低燃費性と安全性を高次元で両立する同社独自の「オロジック」技術を搭載した次世代の低燃費タイヤ。同技術は、タイヤの大径化により接地部分の変形を抑制し、車両の燃費向上に関わる転がり抵抗を低減するとともに、狭幅化により走行時の空気抵抗も低減することで、優れた低燃費性能を実現する。更に、タイヤ進行方向に長い接地形状と専用パタンやコンパウンドを組み合わせることで、濡れた路面や乾燥路での高いグリップ性能も確保。また同製品は、BMWグループが開発した革新的な電気自動車「BMW i3」に新車装着されている。

 同社グループは、CO2排出量削減に関する中期目標として、2020年に2005年対比、タイヤの転がり抵抗を25%低減し、モノづくりで排出される以上のCO2削減に貢献することを掲げている。今後も新たな技術を開発し、製品へ適用することで、顧客に安全性や環境性に優れたタイヤを提供するとともに、低炭素社会の実現に向けた取り組みを進めていくとしている。

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