ブリヂストン ホンダ二輪にスポーツタイヤを新車装着

2015年07月22日

ゴムタイムス社

 ブリヂストンは7月22日、本田技研工業が7月13日より商談受付を開始した「RC213V―S」に新車装着用タイヤとして、「バトラックス レーシング ストリートRS10」を納入すると発表した。

 同車両は、同社がタイヤをサポートしているFIMロードレース世界選手権のMotoGPクラス(以降 MotoGP)において、2013年と2014年で2連覇を達成した競技専用マシン「RC213V」の一部仕様を変更することで一般公道での走行を可能とした車両。「ライダーにとっての扱いやすさ」を追求するにあたり、同タイヤが重要な役割を果たしている。

 「バトラックス レーシング ストリートRS10」は、一般公道で使用できる同社のタイヤとしては、スポーツ走行性能を追求した製品。同社が10年以上にわたりタイヤを供給する世界最高峰のバイクレースMotoGPにおいて培われたMotoGPテクノロジーを採用。ドライ路面におけるグリップ性能を追求し、サーキット走行時におけるラップタイム短縮に貢献する。また操縦安定性を追求しており、ワインディングロード(多コーナー路)における快適な走行にも貢献。

 同社は同製品をはじめ、今後も「バトラックス」ブランドのグローバル展開、新車装着の拡大を積極的に進めていく方針。

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