住友理工 海外事業拡大で経営体制強化 

2015年07月13日

ゴムタイムス社

 CEO、COO制を導入

 西村会長、松井社長の就任記者会見 

 住友理工は6 月 18 日付で 就任した西村義明代表取締役会長兼CEO、松井徹代表取締役社長兼COO両氏の会長・社長就任記者会見を7月6日、名古屋市の名古屋住友クラブで開催した。

 同社は中期経営計画「住友理工グループ2015年 VISION」にもとづく“グローバル エクセレント マニュファクチャリング カンパニー”への成長に向け、世界24ヶ国102拠点で事業を展開している。こうしたグローバル展開が進んでいる中、さらなる経営体制の強化を図るため、このほどCEO(最高経営責任者)、COO(最高執行責任者)の導入による役員の新たな職制をスタートさせた。

 西村新会長は会見で、「6年前の2009年6月に社長に就任して以来、この間、当初考えていたことはほぼ出来上がった。若返りを含めて、松井氏に社長に就任していただくことになった」とし、役員の新たな職制については、「CEOは全体の経営の舵取り、最終経営責任を負う。現場の業務責任はCOOの松井社長が担う」と述べた。

 西村会長は、

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