ダイキン工業 2015年度入社式を開催

2015年04月01日

ゴムタイムス社

 ダイキン工業は2015年度入社式を開催した。

 新入社員に対して、十河政則社長のあいさつは以下の通り。

 近年、企業経営を取り巻く環境は大きく変化しています。ライバル企業も日々進化しており、これまでの延長線上で考えるだけでは生き残れない厳しい時代を迎えています。

 こうしたパラダイム・シフトの時代に、世界のライバル企業に立ち向かい、変化の時代を勝ち抜くためには、変化の胎動を見逃すことなく変革・革新を進め、進化し続けていくことが重要です。さらに今年は、戦略経営計画「Fusion15」を完遂する年であるとともに、次の5年、10年を見据え、さらなる発展をめざした次期戦略経営計画を策定する年でもあります。

 そういった大きな節目の年に入社された皆さんには、ダイキンの未来の担い手として大いに期待をしています。過去の成功体験にとらわれず、自ら変革を生み出し、未来を創造して、グローバル競争を勝ち抜いていかなければなりません。

 新入社員の皆さんに求めたいのは、「イノベーター(=変革を起こす人)であれ」ということです。変革を起こす人には、共通の資質があります。

 1.未知の世界を前にして好奇心がうずき、バイタリティーを発揮できる人

 2.豊かな感性を持ち、前例にとらわれない自由な発想ができる人

 3.何よりも、失敗を恐れず挑戦し、失敗から学んで新しいものを生み出していく、チャレンジ精神を発揮できる人

 まずは、同僚・先輩・上司などから多くを吸収し、謙虚に学び取ることからはじめてください。

 人の可能性は、ダイヤモンドの原石のようなものです。ダイヤは、ダイヤによってしか磨くことはできません。人の可能性も同じです。人は人によってのみ磨かれるものだと思います。人との関わり合いを通じて、意見を戦わせ、互いを高め合うことで、可能性がその人の能力として光り輝くのです。皆さんには、自分を小さな枠の中にはめずに、無限の可能性を信じて、たくましく自分を磨いていってほしいと思います。

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