ブリヂストン ソーラーカー国際レースの冠スポンサーに

2015年03月04日

ゴムタイムス社

 ブリヂストンは3月2日、2015年10月18日から25日にオーストラリアで開催される「ワールドソーラーチャレンジ2015(以下WSC2015)」に冠スポンサーとして協賛すると発表した。

 同社は、車社会の環境技術進化や車愛好層拡大に向けた新たな形でのモータースポーツ参画を中長期視点で進めており、グローバルでの活動は「環境」を基軸として展開していくとしている。その一環として、ソーラーエネルギーを動力源とする車両の環境技術開発促進を趣旨とする同大会に、2013年に引き続き協賛する。

 WSCは1987年に始まり、今回で13回目をむかえる国際的なソーラーカーレース。2013年に行われた前回大会では、22ヵ国から多くの大学生を含む38チームが出場した。オーストラリア北部のダーウィンから南部のアデレードまでの約3000kmを走行し、「チャレンジャークラス」「クルーザークラス」「アドベンチャークラス」の3つのクラスでそれぞれの基準に従って順位を競う。

 「チャレンジャークラス」は、タイヤ4輪でドライバー1名の条件の下、エネルギー効率を最大限に引き出すために空力学を重視したデザインの車両で目的地までの順位を競うレース。

 「クルーザークラス」は、タイヤ4輪で、ドライバー1名+乗員1名の条件の下、実用性を競うレース。

 「アドベンチャークラス」は、タイヤ3輪、ドライバー1名の条件の下、過去の大会に参戦した車両で参加できるレース。

 同大会の正式名称は「ブリヂストンソーラーチャレンジ2015」となる。

 同社はWSCを通じて、環境技術イノベーション「エコピアウィズオロジック」の浸透や、環境を軸とした社会貢献活動を行い、持続可能な社会の実現に貢献するとともに、WSCに参加する世界で将来を担う若いエンジニアを応援するとしている。

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