【ホース特集】弘進ゴム ホース事業の売上が好調

2014年10月25日

ゴムタイムス社

弘進ゴム

 弘進ゴムの期前期(14年5月期)の売上はシューズ・ウェア部門が前年同期比横ばいを確保し、化工品部門は同6・2%増と好調に推移した。

 化工品部門の内訳によれば、工業用品事業(ホース事業)が同3・8%増となり、産業資材事業(シート事業)が同13%増となった。

ちなみに工業用品事業の売上構成比はゴムホースが6割、樹脂ホース(サクションホース含む)が4割となっている。

 需要動向はゴムホースが建設機械用、農業機械用、小型船舶用などのライン部品向けが堅調な伸びを見せた。

 一方、亘理工場で製造している樹脂ホース、サクションホースなどの需要は好調だ。特に前期の大きな受注のひとつに、サクションホース「エレハントホースW型」がJR北海道新幹線の高架橋排水ホース用途に採用されたことが上げられる。同製品は自由な設計、錆びない、耐震性、長寿命などの特長がある。特に特殊二層構造で断熱効果があり、管内の凍結の遅れされ、凍結による膨張も吸収することで割れにくいなどの性能が高く評価された。

 今後の展開としては、

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