東海ゴム 耐熱・放熱技術展に初出展

2014年09月12日

ゴムタイムス社

 東海ゴム工業は9月12日、東京国際展示場(東京ビッグサイト)で9月17日から19日まで開かれる「耐熱・放熱技術展」(HEAT―TEC2014)に、初めてブース出展すると発表した。

 同社独自開発の放熱材料を紹介し、多様な用途への応用を提案する。

 同イベントは、「素材と技術で未来をデザインする展示会」をテーマとした複合展示会「N+(エヌプラス)」の7分会の一つとして実施される。先進的な耐熱・放熱技術の開発に取り組む企業が一堂に会して、ゴムや合金、カーボンなどの材料製品から、塗料やパネルなどの製品まで、幅広い展示品を紹介。

 同社出展ブースでは、放熱性を持たせた吸音材で静粛性の向上を実現する「磁気誘導発泡ウレタン(MIF)」をはじめ、同様に磁場配向成形技術を活用した高い放熱機能を持つゴム部材「高効率放熱シリコーン」を紹介し、放熱メカニズムを分かりやすく解説する。さらに、独自の材料改質技術を適用した「高機能シリコーンゴム」についても紹介予定。

 また、特別講演コーナーでは、17日(13:00~14:30)に「蒸散規制対応樹脂燃料ホース」、18日(15:00~16:30)には「フィラー磁場配向成形による放熱吸音材、放熱シリコーン部材」の開発について、同社研究開発本部・材料技術研究所の担当者が登壇し、開発の経緯や産業界での活用方法について説明する。

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