【CMB特集】 シンコー 本社、九州工場との連携強化 

2014年05月10日

ゴムタイムス社

 ゴム練生地メーカー、シンコー㈱(金原良和社長)はシンコーグループの継続発展のため、今年より大阪本社工場と九州工場(宮崎)で組織変更を実施。社長直轄として両工場長に40歳代の若い世代を登用、「企業を継続発展するには人材育成が必須」(金原社長)とし、若い世代に責任と権限を与え経験を積み上げる新体制を構築した。又、各拠点の特徴を生かした営業活動、技術や購買の共有化を推進し、両工場の連携を強化することでシンコーグループの総合力強化を図る。
 シンコーは練生地メーカーとして国内に本社工場(大阪府)、九州(宮崎工場)の両工場を有し、大阪工場では汎用ゴム、フッ素ゴム、カラーゴム、シリコーンゴム、樹脂コンパウンド、EPDM低硬度ゴム、低硬度NBR、ケミカルマスターバッチと総合コンパウンドメーカーを目指し月産400t混練り。九州工場では、汎用ゴムから天然ゴム、ブチルゴムの専用ラインがあり、圧延カレンダー、成形機を有し、ゴム加工、自動車用チューブ、建機用ゴムクローラ、工業用ゴム製品を生産しており、ゴム練生地生産能力は月産2700t。
 足元の需給動向については、

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