【ホース特集】 クラレプラスチックス 高機能品がアジアで伸長

2014年04月26日

ゴムタイムス社

 クラレプラスチックスの13年下期の需要動向は、秋以降、商材の需要が活発になり、特に年末から3月にかけては、当初の計画以上に動きがあった。
 その結果、下期だけ見ると2ケタ近い売上になった。ただし、利益面では原料高や物流費・ユーティリティコストなどがかさんだため、微増に留まっている。
 13年度を通して見ると、為替の影響で従来よりも輸出がしやすい環境になり、ハイエンドの商品の需要がアジアを中心に出始めた。
 また国内では、住宅関連の不燃ダクト「ファイアーブレイク(FIRE BREAK)」などの商材は、上半期から動きが良かったが、消費増税前の駆け込み需要も加わり好調だった。
 土木関連の排水促進導水パイプ「クラドリップ」や導水管「クラドレン」などの商材も、駆け込み需要の恩恵を受けている。
 汎用品については、国内市場は農業も含め対象業種が不振なため、依然として厳しさを感じているものの、下期に入ってオリンピック関連需要などで「東日本では若干薄日が差してきた」(同社)という状況だ。
 こうしたことから、

 

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