国交省 先進環境対応型ディーゼルとエコタイヤに補助

2014年02月13日

ゴムタイムス社

 国土交通省は、トラック輸送の省エネ対策の推進(燃料費高騰対策)として、先進環境対応型ディーゼルトラック及びエコタイヤの導入について、支援を行うと発表した。
 平成25年12月12日に閣議決定された平成25年度補正予算案に、50・2億円(先進環境対応型ディーゼルトラック25億円、エコタイヤ25・2億円)が計上された。なお、本制度の実施には、補正予算案が国会において可決・成立することが前提となる。
 先進環境対応型ディーゼルトラックの導入支援は、車両総重量3・5トン超の事業用ディーゼルトラックのうち、平成27年度重量車燃費基準達成車かつ、平成21年排出ガス基準適合かつ、NOx・PM+10%以上低減車、または平成27年度重量車燃費基準+5%以上達成車かつ、平成21年排出ガス基準適合車。
 また、平成25年12月12日から平成26年3月31日までに新車新規登録された車両であること。平成27年度燃費基準未達成車、または平成25年12月12日以降に名義変更または廃車したものであって、廃車又は名義変更した日以前過去1年間以上所有しているもの。 導入する先進環境対応型ディーゼルトラックと同区分(大・中・小型)であるものとの入れ替えが対象となる。
 エコタイヤの補助対象は、平成25年12月12日から平成26年3月31日までに導入されたもので、導入したエコタイヤは全日本トラック協会が定めるもの、また、車両総重量12t超の事業用トラック(新車を除く)の全てのタイヤをエコタイヤとするもの。
 補助額は、先進環境対応型ディーゼルトラックが、大型100万円、中型70万円、小型40万円で、1事業者あたり1台まで。低燃費タイヤは1台あたり9万円の上限で、1事業者あたり3台まで。

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