三ツ星ベルトの第3四半期 アジア堅調で予想上回る

2014年02月10日

ゴムタイムス社

 三ツ星ベルトの2014年3月期第3四半期連結決算は、売上高が476億8500万円で前年同期比13・4%増、営業利益が47億2000万円で同11・0%増、経常利益が59億7000万円で同32・9%増となった。特別損益においては、固定資産売却益2億2400万円を特別利益に計上した結果、四半期純利益は40億7500万円で同42・8%増となった。
 アジア圏を中心とした海外の売上高が堅調に推移し、かつ、為替の円安が進行したことなどにより、業績予想を上回る売上高・利益を計上した。
 セグメントの業績は、国内ベルト事業では、自動車用ベルトの新車組み込みライン用は、国内新車販売は増加しているものの、ベルト装着車比率の減少により売上高は前年同期並みとなった。補修用ベルトは車検交換需要の減少などから売上高が減少した。また、為替の円安進行によりユーザの海外生産移管の流れが鈍化しつつあることから、OA機器用ベルトの売上高は前年同期を若干下回る結果にとどまり、一般産業用ベルトは増加した。一方、運搬ベルトは積極的な新製品の投入が売上拡大に寄与するとともに、合成樹脂素材も自動車関連部品が伸長し、いずれも売上高が増加した。結果、同事業の売上高は199億2900万円で同2・2%増、営業利益は49億7700万円で同6・3%増となった。
 海外ベルト事業は、欧州では自動車用ベルトは現地通貨ベースでは前年同期を下回る結果となったが、一般産業用ベルトは農業機械用を中心に売上高が好調に推移し、全体では前年同期並みとなった。また、米国では、自動車用ベルトと一般産業用ベルトの売上高はいずれも堅調に推移した。一方、アジアでは積極的な拡販活動により、一般産業用ベルトの売上高が中国やインドネシアを中心に増加するとともに、自動車用・OA機器用ベルトの売上高も増加した。同事業全体の売上高は現地通貨ベースで前年同期を上回る結果となった上に、為替レートが前年同期と比較し円安になったことにより、邦貨ベースでは大幅な増加となった。結果、同事業の売上高は211億1200万円で同36・3%増、営業利益は12億8400万円で同68・3%増となった。
 建設資材事業では、建築部門は建設投資全体に回復の動きが見え、公共工事や民間の改修工事物件の売上高が増加した。土木部門は、前年同期に比べ大型物件が少なかったことから、売上高が減少した。結果、同事業の売上高は37億3100万円で同1・2%減、営業利益は1億1200万円で同3・4%減となった。
 その他事業には、エンジニアリング ストラクチュラル フォーム、ナノ粒子を応用した新製品、仕入商品等が含まれている。その他の売上高は29億1200万円で同11・0%減、営業利益は1億5600万円で同160・4%増となった。
 通期の連結業績予想は直近の数値から修正を行い、売上高が620億円で前期比11・5%増、営業利益が60億円で同14・9%増、経常利益が70億円で同16・8%増、純利益が44億円で同17・8%増を見込んでいる。

関連キーワード: