豊田合成の第3四半期 米での販売好調で増収増益

2014年02月04日

ゴムタイムス社

 豊田合成の2014年第3四半期連結決算は、売上高は5204億円で前年同期比16・9%増、営業利益は331億円で同11・6%増、経常利益は359億円で同23・6%増、四半期純利益は223億円で同24・2%増となった。
 売上高は、主に自動車販売の好調な米州を中心に、海外で堅調に推移したほか、円高修正による為替影響により増収、利益については、オプトエレクトロニクス事業の競争激化による低価格化などのマイナス影響があったが、自動車部品事業等での増販効果に加えて為替影響や合理化努力により増益となった。
 セグメントの業績は、自動車部品事業では主に米州での好調な自動車生産や円高修正による為替影響により、売上高は4643億円で同17・7%増となり、営業利益は312億円で同24・8%増となった。
 オプトエレクトロニクス事業では、円高修正による為替影響はあったが、競争激化による低価格化等の進展により、売上高は420億円で同1・7%減となり、営業利益は 17億円で同60・7%減となった。
 その他の事業では、主に携帯電話筐体や空気清浄機の販売増加により、売上高は140億円で77・9%増となったが、製品構成変動等の影響により、セグメント利益は1億円で同46・3%減となった。
 通期の連結業績予想は、売上高が6600億円で前期比10・1%増、営業利益が420億円で同14・4%増、経常利益が430億円で同16・9%増、純利益が250億円で同16・7%増を見込んでいる。

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