東洋ゴム 年頭訓示 信木明社長

2014年01月06日

ゴムタイムス社

 本年の干支は「甲午」。干支は60年周期として世の中の変遷の様子を表すが、「甲午」は「甲子」から始まる60年のちょうど後半に入る31番目の年にあたる。歴史を紐解くと過去の甲午の年には、時代や社会の流れが大きく転換する「起点」となった歴史的な出来事が足跡として残されており、非常に興味深い年といえる。
 また、字義を読み解くと「甲」という文字には「殻を破ろうとする力が働く」こと、「午」という文字には「物事が極まる」という意味が込められており、本年、2014年は、「大きな流れの変化を暗示するターニングポイント」であり、「将来を決める、極めて重要な試みや行動を起こすことが求められる」、大変重要な年になると解釈できる。
 本年は今後30年の世の中を占う非常に大事な年であり、新たな大きな流れを捉え、それを見極めてしっかりギアチェンジしなければならない。中長期的な視野に立った創造的な試みや果敢な行動力が重要になり、かつ、変化に伍していくことが、競争に勝ち残るための必要条件になってくる。分析力(サイエンス)、洞察力(アート)、そして実行力(プラクティス)、この3つをバランスよく高め、それぞれがインテリジェンシーを発揮して行動していかなくてはならない。
 そのためには、一人ひとりが過去や前例にとらわれることなく、互いがさまざまな壁を越えて「化学反応」を起こし、「融合と革新」をしっかりと実践していく必要がある。グループ全社員が意識改革を断行して「仕事の質」を変え、現在、強化に取り租んでいる成長基盤と経営基盤をさらに強固なものにしていこう。
 昨年2013年度の経営成績に見る流れと勢いに自信を持ち、それをバネにして、全社員の皆さんとともに、さらに確実な成長軌道を描きたい。
 当社は来年8月、記念すべき創立70周年を迎えるが、甲午から始まる後半30年のその先には、私たちにとって「100年企業」というステージがある。30年先までをしっかりと見据え、この2014年という年を本当に大切に、そして果敢に事業経営を行なっていきたい。

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