東海カーボンの第1四半期連結 カー黒事業は増収減益

2012年08月10日

ゴムタイムス社

 東海カーボンの12年12月期中間連結決算は、売上高510億6200万円、前年同期比3・5%減、営業利益39億3600万円、同27・0%減、経常利益42億2500万円、同21・8%減の減収減益となった。四半期純利益は25億8700万円で、同40・1%増。
 カーボンブラック事業は、震災やタイの洪水による自動車の減産も回復したことなどにより、カーボンブラックの需要は国内外とも概ね堅調に推移。震災により操業を停止していた石巻工場も昨年末に一部操業を再開し、今年6月には全面的に生産を開始した。また、販売価格は原料油価格の上昇に対する改定を実施した。以上の結果、同事業部門の売上高は208億7800万円、同6・9%増、営業利益は25億8400万円、同8・5%減となった。
 炭素セラミックス事業部門の中のファインカーボンは、国内向けが半導体、太陽電池関連の市況回復の遅れに伴う顧客の在庫調整により、売上高は減少した。また、海外向けも中国、韓国の太陽電池ほかの市況低迷と円高の影響により売上高は減少した。この結果、ファインカーボンの売上高は77億9900万円、同19・5%減となり、同事業部門全体の売上高は236億6100万円、同8・9%減、営業利益は19億2500万円、同22・6%減となった。
 通期の連結業績予想は、売上高107億円、営業利益77億円、経常利益80億円、当期純利益48億円の増収減益を見込んでいる。

 

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