ブリヂストンがグッドデザイン賞 タイヤ4品と自転車の計5商品

2026年10月19日

ゴムタイムス社

 ブリヂストンは10月15日、同社の乗用車用タイヤ4商品と、グループ会社であるブリヂストンサイクルのロードバイク1商品の計5商品が、日本デザイン振興会が主催する「2026年度グッドデザイン賞」を受賞したことを発表した。受賞商品は、乗用車用プレミアムスタッドレスタイヤ「BLIZZAK WZー1」、乗用車用バランス領域タイヤ「FINESSA HB01」、SUV向けプレミアムタイヤ「ALENZA LX200」、オン&オフロード用タイヤ「DUELER A/T002 TYPE G」、そしてロードバイク「ANCHOR RE6」である。同社の商品における優れたデザイン性とモノづくりへのこだわりが評価され、今回の受賞に至った。

 同社において、デザインは創業以来、商品デザインはもちろん、早くからコーポレートアイデンティティ(CI)を導入するなど、ブランドの理念や価値を具現化する重要な役割を担ってきた。現在は、デザインを経営・事業戦略と連動する重要な経営資源と位置付け、イノベーションを通じた新たな社会価値・顧客価値の創造に取り組んでいる。

 今回グッドデザイン賞を受賞した5商品のデザインコンセプトおよび受賞理由は以下の通りとなる。

 ①乗用車用プレミアムスタッドレスタイヤ「BLIZZAK WZー1(ブリザック ダブルゼットワン)」は、新技術「L字タンクサイプ」を搭載した新トレッドデザインや同社独自の技術を採用することで、ブリザック史上「断トツ」のICEコントロール性能を実現している。また経年による性能低下を抑制することで、長く安全にタイヤを使用できるため、サステナビリティにも貢献している。

 グッドデザイン賞事務局は、「乗用車用のスタッドレスタイヤである。氷雪路からドライ路面まで、あらゆる冬季の路面状況で、安定して高い性能を発揮する点を高く評価した。水の侵入を抑制する新開発のトレッドパターンと、親水性を向上させたポリマーを配合した発泡ゴムにより、氷雪路での高いコントロール性能を実現し、構造の最適化は、あらゆる路面での安定した走りを支えている。長期間安定した性能を発揮するポリマーの採用で、4年使用後も新品時を超えるゴム性能を維持するなど、サステナビリティへの貢献も評価したい」とコメントしている。

 ②乗用車用バランス領域タイヤ「FINESSA HB01(フィネッサ エイチビーゼロワン)」は、多様化するカーライフと顧客の幅広いニーズに対応するための新たなブランド「FINESSA」の第一弾の商品となる。ショルダー部の「スプラッシュラグ」および摩耗後も主溝体積の変化を抑えた「スクエアグルーヴ」を搭載した新トレッドデザインの採用により、排水性能を向上させ、高いウェットグリップ性能を実現している。また親しみやすい販促表現などにより、確かな安心と快適性を支える新たなブランドの世界観を表現している。なお同ブランド「FINESSA」は、日刊自動車新聞社主催の第39回日刊自動車新聞 用品大賞2026 タイヤ部門賞を受賞した。

 グッドデザイン賞事務局は、「1台の乗用車に長く乗り続ける人が増えているという。そうなるとカーライフの途中でタイヤを交換する必要が出てくる。スポーツカーや高級車ではない実用車の場合、価格で選んでしまいがちで、どうやって付加価値をユーザーにアピールするかは難しい。そんな中で本品は、端正ですっきりしたトレッドパターンで親しみやすさを出しつつ、その中に排水性を巧みに盛り込んだ。摩耗が進んでも性能が保持されることも目指したそうで、さまざまな部分でユーザーフレンドリーなタイヤであると感じた。」とコメントしている。

 ③SUV向けプレミアムタイヤ「ALENZA LX200(アレンザ エルエックスニヒャク)」は、プレミアムSUVをはじめとした高荷重・ハイトルクの幅広い高性能車両をターゲットとして、快適性能と運動性能、環境性能を高次元でバランスさせ、上質なドライビング体験を提供するプレミアムタイヤである。サイドウォールには、黒を際立たせる微細加工技術「LUXBLACK」とテキスタイル調の模様を組み合わせ、ダイナミックさと緻密さの両立で高級感を演出するデザインを採用している。

 グッドデザイン賞事務局は、「SUVが特別な車種ではなく、幅広いユーザーの日常車として定着した現在、その乗り心地や静粛性をさらに高めることには大きな意味がある。本製品は、新たなゴム技術や消音技術によって、SUVの走行をより静かで滑らかなものへと進化させている。さらに、サイドウォールに採用された『ラックスブラック』による深い黒の質感は、機能だけでなく美的な面からの所有する満足感にもつながっている。急速に拡大し成熟しつつあるSUV市場に対し、性能、快適性、美観の三つの側面から丁寧な更新を行った、完成度の高い、美しいタイヤであると評価した。」とコメントしている。

 ④オン&オフロードタイヤ「DUELER A/T002 TYPE G」は、サイドウォールに「LUXBLACK」技術を採用することでダイナミックなサイドデザインを実現している。また先進性のある放射線とトレッドからサイドを巻き込む大胆なブロックデザインにより、力強さと迫力を演出している。さらに片面はホワイトレター、もう片面はブラックレターを設定しており、好みに応じた選択が可能である。

 グッドデザイン賞事務局は、「ドレスアップ系SUVカテゴリーに特化した全路面対応タイヤである。微細加工技術による陰影効果を用いて、ショルダーブロックの造形をより立体的に演出しており、驚きを与えるレベルの表現にまで昇華している。ブラックレターとホワイトレターのリバーシブルデザインは、ユーザーに選ぶ楽しさを提供し、幅広い嗜好に応えている。全ての路面状況に対応する走破性能と、精緻さとダイナミズムを併せ持つ一体感のある造形を、見事に両立させた点を高く評価した。」とコメントしている。

 ⑤ロードバイク「ANCHOR RE6(アンカー アールイーシックス)」は、「走れるエリア、道が拡がっていく」という想いを込めた「EXTEND」のコンセプトのもと、快適性・走行性能に加え、幅広い用途やライドシーンに対応可能な拡張性を兼ね備えたエントリーロードバイクである。デザインは、ライド中に遠くに見える山の稜線をモチーフにしており、都会的なカラーと自然を感じさせるカラーを組み合わせ、アドベンチャー感のあふれるデザインパターンで調和させている。なお本商品は3グレードをラインアップしており、最上位グレードである「ANCHOR RE6 105 MODEL」は、日本国内におけるその年を代表するスポーツ自転車を選ぶアワード「日本バイシクル・オブ・ザ・イヤー2026」(日本バイシクル・オブ・ザ・イヤー2026選考委員会主催)の特別賞「ベストファーストロード賞」も受賞している。

 グッドデザイン賞事務局は、「上位ロードモデルで培った空力性能や設計思想を、日常での使用も視野に入れ、初心者にも扱いやすいアルミロードへ翻訳した点を評価したい。カムテール形状のダウンチューブやフォークによってスポーツバイクらしい機能美を保ちながら、アップライトな乗車姿勢、タイヤクリアランス、キャリアやフェンダーへの対応など、実際の生活へ用途を広げる余地が丁寧に設計されている。楽しいマルチな使用シーンが提案できる現代的なロードバイクデザインである。」とコメントしている。

グッドデザイン賞ロゴマーク

グッドデザイン賞ロゴマーク

BLIZZAK WZー1

BLIZZAK WZー1

FINESSA HB01

FINESSA HB01

ALENZA LX200

ALENZA LX200

DUELER A/T002 TYPE G

DUELER A/T002 TYPE G

ANCHOR RE6

ANCHOR RE6

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