横浜ゴムは9月29日、同月に「横浜ゴムグループ 求職者等に対するセクシュアルハラスメント(就活セクハラ)防止方針」を策定したと発表した。同方針では就職活動中の学生や求職者に対するセクシュアルハラスメント(就活セクハラ)に関する同社グループの基本的な考え方や具体的な防止対応策などを定めている。
近年社会問題化している就活セクハラについては、2026年10月より施行される改正「男女雇用機会均等法」により、すべての事業主に防止措置が義務付けられるなど、日本社会全体で根絶に向けた機運が高まっている。
こうした状況の中、同社はあらゆるハラスメントを許容しないことを明確に定めた「横浜ゴムグループ人権方針」に基づき、これから社会に羽ばたく学生や求職者の方々の人権を尊重し、安心して就職活動に取り組める環境を担保することが企業の重大な責務であるという考えの下、同方針を策定した。採用活動に関わるすべての従業員に同方針の周知・徹底を図り、応募者の方々の適性や能力を公正に評価するとともに、万が一不適切な言動があった場合には新たに設置した専用窓口などを通じて適切に対処する。
同社はサステナビリティ・スローガンとして「未来への思いやり」を掲げ、事業活動を通じた社会課題への取り組みにより、共有価値の創造を図っている。また、激しい環境変化の中で持続的な成長を果たしていくためには人的資本の価値向上が不可欠と考え、多様な人材が明るく生き生きと仕事ができる職場環境を整備するとともに、未来の仲間となり得る求職者の方々に対しても誠実に向き合っていく。
同社グループは、学生を含むあらゆる求職者の方々の人格と人権を尊重し、安心して就職活動に臨めるよう、公正で誠実な採用活動の実施に努める。また、採用活動に関わる社員に対して、就職活動におけるセクシュアルハラスメント防止に関する教育・啓発を継続的に実施し、安心して選考に参加できる環境づくりに取り組んでいる。
同社の取り組みとしては、採用活動に関わる社員に対し、就職活動におけるハラスメント防止に関する教育を継続的に実施している。面接・面談は会社が定めるルール(安全性、適切性を確保したもの)に基づき、会社施設、学生の所属学校施設、オンラインで実施する。求職者、就活生とのメール連絡は、会社のメールアドレスを使用し、かつ、CCに他の採用担当者を含めた複数名で対応する。個人のメールアドレス、SNSを用いた連絡は禁止する。また、電話連絡の場合は業務用携帯電話を使用することとし、個人の携帯電話の利用は禁止する。採用活動に関するハラスメント等の発生を防止するため、専用の相談窓口を設置する。
同社グループは「横浜ゴムグループ人権方針」のもと、すべての人権を尊重することをすべての事業の基本姿勢としている。同方針で掲げる差別・ハラスメントについての考え方は以下の通り。
「横浜ゴムグループは、いかなる場合においても、国籍、人種、民族、性別、年齢、障がいの有無、社会的出身、性自認、性的指向、政治的見解などの事由による一切の差別を行わない。横浜ゴムグループは、精神的、肉体的であるかを問わず、働く人の尊厳を不当に傷つける行為やあらゆるハラスメントを許容しない。」
2026年10月01日
