DUNLOPと富士通は9月11日、幕張メッセで開催された「第5回ネプコンジャパン秋」で、「【DUNLOP×富士通】妥協なき設計探索を可能にする『超高速試行錯誤』―GNNサロゲートモデルがもたらす設計革新―」をテーマに合同セミナーを開いた。DUNLOPのタイヤ事業本部技術本部の角田昌也機能解析部長と、富士通の先端コンピューティング開発本部ソフトウェア開発統括部の平井浩一統括部長が登壇した。 両社が共同開発したタイヤ構造解析向けのAIサロゲートモデルと、富士通の次世代CPU「FUJITSU―MONAKA」を組み合わせた設計開発の将来像を説明した。
両社は6月3日、AIでタイヤの性能を高精度かつ短時間で予測する技術「AIサロゲートモデル」の実証実験の成果を発表している。
タイヤが路面に接地した際の変形挙動の予測に適用した。その結果、従来のFEM(有限要素法)解析で約45分かかっていた解析を約5分に短縮(約90%削減)し、約60万要素(メッシュ)規模の解析を実現した。接地形状はFEM解析と比べて平均87・7%の精度で予測できたという。DUNLOPでは2027年4月の実用開始を目指している。
第1部では角田氏が、同社の沿革や技術開発の歩みを紹介した上で、サロゲートモデル開発の
2026年09月17日
