住友理工は8月21日、豊田自動織機が開発した自動運転フォークリフト「Rinova Autonomous」に、同社グループの高圧ホースが採用されたと発表した。
高圧ホースはゴムとワイヤーの複層構造により、高い耐久性と柔軟性を兼ね備えた製品で、トラクターやショベルなどの建設機械やフォークリフトに広く使用されている。これらの機械における切削・運搬作業やフォークの昇降動作は、油圧システムで作動する。高圧ホースは油圧を可動部に伝達する重要な役割を担っている。同社グループは、長年培ってきた技術力・開発力を基盤に、材料開発からアセンブリ完成品まで一貫生産体制を構築し、グローバルで製品を提供することで、世界各国のインフラ整備および産業の発展に貢献している。
2026年4月に発売された豊田自動織機の自動運転フォークリフト「Rinova Autonomous」4本フォーク仕様には1台あたり、主要3ヵ所に同社グループ製高圧ホースが採用されており、主にフォークの昇降動作における油圧作動を担っている。同ホースは柔軟性に優れ、曲げ加工が容易であることから、狭小な配管スペースへの配置を可能とし、高圧ホース配管の省スペース化に貢献している。また、豊田自動織機製フォークリフトの他機種においても、複数部位で採用されており、柔軟性と耐久性の双方に優れた製品となる。
「Rinova Autonomous」は、走行や荷物の積み降ろしを自動で行うフォークリフトで、同社グループの高圧ホースは2025年9月に発売された2本フォーク仕様に続き、4本フォーク仕様にも採用されている。物流業界において、従来の有人フォークリフトからの置き換えを通じて、省人化を実現し、トラック荷役現場における人手不足の解消への貢献が期待されている。
同社グループは、経営Vision「2029年 住友理工グループVision」にて、2029年のありたい姿を「理工のチカラを起点に、社会課題の解決に向けてソリューションを提供し続ける、リーディングカンパニー」と設定している。誰もが安全・快適な生活を送ることができる社会の実現を目指し、社会課題の解決に貢献していく。
2026年08月25日


