ニッタの27年3月期第1四半期業績は、売上高が243億6400万円で前年同期比12・7%増、営業利益が20億1200万円で同83・7%増、経常利益が49億7900万円で同56・9%増、四半期純利益が41億5600万円で同51・5%増となった。
セグメント別にみると、ベルト・ゴム製品事業の売上高は80億4600万円で同13・8%増、セグメント利益は9億4800万円で同22・8%増だった。国内は、食品業界向けベルト製品や電子部品向けの感温性粘着テープの需要が堅調に推移した。海外は、北米で物流業界向けや郵便機械向けベルト製品が堅調だった。
ホース・チューブ製品事業の売上高は93億1300万円で同18・6%増、セグメント利益は7億300万円(前年同期比7億2600万円の増加)となった。国内は半導体製造装置向け製品が好調。自動車業界向け製品や建設機械向け製品が堅調に推移。海外は中国で自動車製造ライン向けのメカトロ製品が堅調だった。
化工品事業の売上高は26億100万円で同5・3%減、セグメント利益は1億1800万円で同44・2%減。引布製品が堅調だったものの、エラストマー製品の需要が低調だった。
その他産業用製品事業空調製品の売上高は29億4800万円で同8・4%増、セグメント損失は8100万円。半導体や製薬業界等のクリーンルーム向けのフィルター製品が堅調に推移。収益性の低い新規案件が増加したことにより損失だった。
経営指導事業の売上高は7億5500万円で同26・1%増、セグメント利益は6億1000万円で同30・5%増。経営指導の対象となる関連会社の業績が半導体市場の好況を受け好調となったことから増収増益だった。
27年3月期通期業績は、前回発表から売上・利益とも上方修正した。それによると、売上高960億円(前回発表940億円、増減率2・1%増)、営業利益80億円(同62億円、同29・0%増)、経常利益180億円(同150億円、同20・0%増)、当期純利益150億円(同123億円、同22・0%増)を見込む。
修正理由は、半導体業界の好況を受け、付加価値の高い半導体製造装置向け製品の需要が当初の予想を上回って推移し、売上高及び営業利益が前回発表予想を上回る見込み。持分法適用会社の業績も半導体業界向け製品の需要拡大により好調に推移しており、経常利益及び当期純利益も前回発表予想を上回る見込み。
2026年08月17日
