三菱ケミら4社が実証実験開始 使用済みコンタクトレンズ空ケースを再資源化

2026年07月30日

ゴムタイムス社

 シード、リファインバースグループ、三菱ケミカル、日本ポリプロは7月29日、使い捨てコンタクトレンズのブリスター(以下、「空ケース」)を原料とするケミカルリサイクルの実証実験を開始することを発表した。消費者から回収した使用済み空ケースを新たな空ケースに生まれ変わらせる循環型モデルの構築を目指す。

 コンタクトレンズの製造販売を行うシードは2019年6月より、空ケースを店頭で回収し再資源化する「BLUE SEED PROJECT」を推進してきた。これまでに全国の協力施設を通じて多くの空ケースを回収し、物流用パレットなどへの再生利用を実現してきた。
 今般、4社はさらなる資源循環の高度化を目指し、ケミカルリサイクルによって新品同等の品質を有するプラスチックへ再資源化することで、衛生面・安全面から高い品質が求められるコンタクトレンズの空ケースに再生する実証実験を開始する運びとなった。

 4社は2025年10月から空ケースの循環モデル構築に向けた検討を開始した。本実証実験では、上記の循環フローにより、全国の協力施設(眼科・コンタクトレンズ販売店など)で回収した使用済み空ケースを、ケミカルリサイクルによって再資源化し、再生原料を使って新たな空ケースを製造する。再生原料を使用した空ケースはシードが販売するコンタクトレンズの容器として使用され、2027年に販売される計画である。
 なお、本取り組みにはマスバランス方式を採用する。

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