DUNLOP、ICEPro発表 氷上性能25%向上

2026年07月02日

ゴムタイムス社

 DUNLOPは7月1日、スタッドレスタイヤの新商品「WINTER MAXX ICEPro」を発表した。発売サイズは全99サイス、13インチから22インチまでの幅広いラインアップで8月より順次発売する。
 「ICE Pro」は新開発の「ふんばり吸水ゴム」等の採用により、従来品より氷上ブレーキ性能を25%、氷上でのコーナリング性能を9%向上させるなど氷に性能を振り切ったスタッドレスタイヤとなった。
 新商品発表会で登壇した同社常務執行役員の水野洋一氏は「氷に振り切ったスタッドレス性能のプロフェショナルにふさわしいタイヤとしてICEProと名付けた」と新商品を紹介した。
 マーケティング戦略の説明を担当した同社タイヤ事業本部国内リプレイス営業本部長兼株式会社ダンロップタイヤ代表取締役社長の牧野明人氏は「2024年に発売したあらゆる路面を走れる次世代オールシーズンタイヤ「シンクロウェザー」の登場により、スタッドレスタイヤの役割は冬道で最も危険な氷上路面において安心を提供することに変わった」とし、「ICE Proは従来の全方位の性能バランスからあえて舵を切り、氷上性能と相反する一部の性能を犠牲にし氷上性能を限界まで追求した」と製品コンセプトについて説明した。
 また、ICE Proの体験価値には「過酷な凍結路面でも心にゆとりを持つことができる」を掲げ、消費者ターゲットには「普段から氷雪上路面を走行をする頻度の高い方、氷上路面でより安心して走行したい方」を対象にした。
 新開発のゴムには「ふんばり吸水ゴム」を採用した。これまで除水をして密着することで氷上でもしっかり止まることをコンセプトにした開発から新商品では密着の先に着目し、低温でゴムの柔軟性を持続させる「低温ふんばり剤」を配合した。これにより、ゴムがしなやかに変形し続けて密着を高める作用を生み出し、大きな力が加わっても密着状態を持続することが可能になった。
 さらに、トレッドパターンにはゴムの性能を最大化するため、接地面積を増大させる新開発プロファイルとサイプ量を大幅に増やして除水・エッジ効果を高めた「新開発トレッドパターン」を採用した。これにより従来品比氷上ブレーキ性能25%向上、氷上コーナリング性能9%向上という氷に振り切った大きな進化を実現した。
 また、タイヤは経年によってタイヤ内部のオイルが抜けてゴムが硬化し、氷上性能が徐々に低下して

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