レゾナックが滋賀大学と締結 データサイエンス分野の連携協定

2026年06月04日

ゴムタイムス社

 レゾナックは6月2日、滋賀大学と、データサイエンス分野の技術力向上および人材育成を目的として、2026年5月28日に連携・協力に関する協定を締結したと発表した。
 滋賀大学は、2017年に日本で初めてのデータサイエンス学部を設置した大学で、一流の研究者や実務家による指導体制を強みとしている。同社は、昭和電工時代の2011年よりシミュレーションを中心とした、計算科学の専門組織を設立している。2016年からは、AI・MI(マテリアルインフォマティクス)などの情報科学の研究・開発支援体制を構築した。現在、計算情報科学研究センターとして、半導体向けを中心とした材料開発の加速に貢献している。
 同協定では、同社の有する豊富な現場実績に裏打ちされたデータや技術基盤と、滋賀大学の先進的なデータサイエンスに関する知見や教育実績を融合し、データサイエンス分野における人材育成と課題解決に資する解析技術の構築を目指す。また、両者の連携拠点となる調査研究センターの設置等を含め、連携の可能性を広く検討する。
 同社は、研究員として実験研究における高度な専門性を有しつつ、データ解析などの計算・情報科学スキルを併せて持つ人材を「両利き人材」と定義しており、この両利き人材を2030年までに100%化することを目標としている。社外との共創も通じて、計算・情報科学を空気のように活用できる人材の育成に取り組んでいく。

左より滋賀大学竹村彰通学長、同社福島正人CTO

左より滋賀大学竹村彰通学長、同社福島正人CTO

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