DUNLOPは5月13日、車両の点検情報をデジタルで一元管理する「車両点検管理システム」を2026年4月よりタイヤ販売店向けのサービスとして提供を開始すると発表した。同システムは、これまで同社が培ってきた点検ノウハウをもとに、タイヤ販売店のニーズを踏まえて商用化したものとなる。これにより、点検・管理業務の効率化を図るとともに、タイヤ起因の運行トラブルの未然防止に貢献する。
従来、タイヤ点検は目視確認や紙媒体による記録が中心であり、点検結果のばらつきや、過去履歴の参照・活用に課題があった。同システムでは、スマートフォンアプリや周辺機器と連携し、取得した点検データを数値情報として記録・保存することが可能となる。これにより、タイヤの状態を細かく把握でき、客観的かつ定量的な点検を行うことができる。
保存された点検データはWebアプリ上で一元的に管理され、点検結果報告書の作成や実績の集計、条件を指定したデータ抽出などに活用できる。複数形式での出力にも対応しており、日々のタイヤ管理や顧客への説明・提案資料として利用可能となる。また、単発の点検作業にとどまらず、蓄積したデータを継続的な車両管理に活かすことで、タイヤを「販売する」だけでなく、「管理・点検を通じたサービス提供」へとつなげることを支援する。
同システムは、同社が展開するTPMS(タイヤ空気圧監視システム)による空気圧・温度データと組み合わせた活用も想定しており、リアルタイムの状態把握と定期点検データを補完的に活用することで、より高度なタイヤ管理や保守提案につなげることが可能となる。今後はタイヤ販売店を主な対象として展開を進めていく。
同社は今後も、現場の業務実態に即したデジタルソリューションをサービスとして提供することで、点検品質の向上と業務効率化に貢献するとともに、データ活用を軸とした新たな価値創出を進めていく。
同社は2026年より、コミュニケーションブランドをDUNLOPに統一した。同社は、「挑戦を支える安心」「期待を超える体験」「限界への挑戦」という3つの提供価値を、すべての商品・サービスで体現し、革新的な体験を通じて世界中の人々にポジティブな感情を生み出すことを追求していく。ブランドステートメント「TAKING YOU BEYOND」には、挑戦するすべての人々の可能性を広げ、その先へ導く存在であり続けるという想いを込めている。
2026年05月14日

