レゾナックが生産能力増強 ハードディスクメディア生産31%増

2026年05月13日

ゴムタイムス社

 レゾナックは5月11日、ハードディスクメディアの生産能力を現状の1億6000万枚規模から、31%増の年間約2億1000万枚規模へと拡大すると発表した。同社のグループ会社であるResonac HD Singaporeを生産の中核拠点と位置付け、2027年以降、市場動向や需要を見ながら順次生産ラインを立ち上げる。
 現在データセンター向けストレージ需要は、生成AIやクラウドサービスの普及を背景に、中長期的に拡大することが見込まれている。特に、高い信頼性と大容量を特長とし、コスト効率に優れたニアライン向けハードディスクドライブは、今後もデータストレージとして中核的な役割を担っていく。こうした市場環境を踏まえ、同社はハードディスクメディアの安定供給体制の強化を目的として、グループ全体で生産能力の再構築および拡充に取り組む。RHDSの既存および遊休フロアを活用し、生産設備を導入する。その際に、閉鎖した台湾拠点などの遊休設備をRHDSに移転することで、投資効率の高い生産能力増強を進める。
 同社は、今後も市場の成長や顧客ニーズの拡大を踏まえ、さらなる生産能力の増強を継続的に検討する。そして、業界最高水準の記録密度を有するハードディスクメディアの開発・供給を通じて、データセンターをはじめとするデジタルインフラを支え、高度情報化社会の発展に貢献していく。

レゾナックHDシンガポール

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