カネカは2月26日、環境省事業「第7回脱炭素先行地域」の公募において、兵庫県豊岡市の共同提案者として提案した、サステナブルな脱炭素観光地域づくり計画が、「脱炭素先行地域」に選定されたことを発表した。
今回選定された提案は、脱炭素による地域産業の再生・創出を目的に、マイクログリッド構築などの電源開発の推進を通じてエネルギーコスト低減を図るとともに、大手旅行会社と連携したサステナブルツーリズムの展開など、ハード・ソフト両面の取り組みを実施する。
同社は本提案において、道の駅および周辺の宿泊施設からなる地域災害拠点を対象に、オンサイトPPAと大型蓄電池を導入し、自営線で結ぶ地域マイクログリッドを構築する。
あわせて、脱炭素先行地域における全国初の取り組みとして、PPA需要家に設置した蓄電池を活用して需給調整市場へ参入し、脱炭素のみならず経済性の向上も図る。
さらに、遊休地を活用したオフサイトPPAにより不足電力を補い、当該地域災害拠点の電力を100%再生可能エネルギーで賄う体制を構築する。
これら脱炭素観光地域づくりに向けた取り組みは、2030年度までに実現する。同社は本取り組みをモデルケースとして、今後は他地域へと水平展開し、脱炭素化に貢献していく。

