積水化学が積水化学工業賞を決定 高校生・高専生科学技術チャレンジで

2026年01月05日

ゴムタイムス社

 積水化学工業は12月25日、朝日新聞社およびテレビ朝日が主催する「第23回 高校生・高専生科学技術チャレンジ(JSEC:Japan Science&Engineering Challenge)」において、「積水化学工業賞」を決定し、本賞を贈呈したことを発表した。

 「JSEC」は、全国の高校生と高等専門学校生を対象とした科学技術の自由研究コンテストである。開催23回目となる今年は、応募件数506件、応募人数885人と過去最多の応募があった。
 その中から選ばれた上位37作品が、12月14日に日本科学未来館(東京都江東区)で行われた最終審査会に進み、同社のR&Dセンター所長、研究員も審査委員として参加した。各チームによるプレゼンテーションを踏まえた審査の結果、「積水化学工業賞」には、東京都立日比谷高等学校の長坂ソフィア怜さんによる「ドラッグ・リポジショニングを活用した遺伝子操作技術の開発」を選出した。この研究により疾患で苦しむ人をなくしていきたいという研究ビジョンが同社の「いまある社会課題を、未来に残さない。」という企業姿勢と一致することと、従来技術を上回る高い活性を示す新たな遺伝子操作技術を開発したことに加え、化学計算により活性制御可能な構造を設計し、安全性を高めることにも配慮した点を評価した。

 同社グループは、際立つ技術と品質により、「住・社会のインフラ創造」と「ケミカルソリューション」のフロンティアを開拓し続け、世界のひとびとのくらしと地球環境の向上に貢献することをグループビジョンとしている。本コンテストへの協賛は、理数教育の増進を通じ、社会が抱えるさまざまな課題や、環境・医療・食糧問題ほか地球規模での課題の解決・改善に向け、科学技術の力で挑む次世代人材の育成と科学技術水準の向上を支援することを目的としている。

 本コンテストの公式サイトにはデジタルブースを出展しており、イノベーションによる社会課題解決に向けた取り組みや事業について公開している。同社グループはこれからも、サステナブルな社会の実現に向けて、「未来につづく安心」を創造していくとしている。

「第23回 高校生・高専生科学技術チャレンジ」のロゴマーク

「第23回 高校生・高専生科学技術チャレンジ」のロゴマーク

左から東京都立日比谷高等学校の長坂さん、積水化学執行役員 柏原氏

左から東京都立日比谷高等学校の長坂さん、積水化学執行役員 柏原氏

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