三井化学は11月17日、同社の100%子会社である三井化学ICTマテリアが、半導体メモリ最大手であり特に生成AI向け広帯域メモリ(HBM)で世界をリードしている韓国SK hynix社から2025年度のAIファーストムーバーアワードを受賞し、2025年11月4日に授賞式が執り行われたと発表した。
同アワードは、SK hynix社が掲げるグローバルAIファーストムーバー戦略においてHBM製造工程における競争力向上と事業成長に著しく貢献したベストサプライヤーに授与されるものとなる。今回の受賞では、市場の立ち上がりに伴い急速に数量が増加しているなかでHBM製造工程において発生した様々な技術課題に対し、三井化学ICTマテリアの半導体製造工程用保護テープであるイクロステープを中心としたソリューション提案が大きく貢献したことが高く評価された。
三井化学ICTマテリアは半導体ウェハ製造工程用保護テープのグローバルトップサプライヤーとして、長年にわたり世界中のユーザーへのソリューション提供に真摯に努めてきた。今後も同社グループシナジーを生かすとともに、ユーザーとも協調・連動した技術開発を進めてユーザーのプロセス改善やパフォーマンス向上に貢献し、革新的で価値あるICTソリューションをいち早く提案できる企業を目指していく。
2025年11月18日

