シール製品事業は増収大幅増益 バルカーの4~6月期

2025年07月31日

ゴムタイムス社

 バルカーの26年3月期第1四半期決算は、売上高が139億4900万円で前年同期比8・4%減、営業利益が18億200万円で同24・6%増、経常利益が18億300万円で同2・9%減、四半期純利益が12億6100万円で同2・8%減となった。  

 セグメント別では、シール製品事業の売上高は103億1900万円で同4・0%増、セグメント利益は16億7700万円で同54・5%増となった。
 プラント市場向けで設備メンテナンス件数減少の影響を受けたものの、先端産業市場向け高機能シール製品の販売が高水準に推移した。
 機能樹脂製品事業は、売上高は36億3000万円で同20・6%減、セグメント利益は1億2400万円で同56・8%減となった。先端産業市場向けのフッ素樹脂加工品の販売が大きく減少したことに加え、プラント市場向けのフッ素樹脂タンク・バルブなどの需要の調整が続いた。
 26年3月期通期業績予想は、売上高620億円で前期比3・1%増、営業利益70億円で同23・5%増、経常利益70億円で同16・7%増、当期純利益48億円で同2・6%増を予想している。

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