ブリヂストンが統合報告公開 強固な価値創造基盤を目指す

2025年07月02日

ゴムタイムス社

 ブリヂストンは6月30日、ステークホルダーの方々に対し、中長期的な企業価値の向上および社会と企業双方の持続可能性を高めるための考え方や取り組みを包括的に伝え、対話を通じて相互理解を深めることを目的として、『Bridgestone3・0Journey Report(統合報告2025)』を同日発行し、同社Webサイトで公開したと発表した。
 統合報告2025の主な内容は、Global CEOコミットメント、持続的な価値創造基盤、持続的な価値創造ー「質を伴った成長」へ、2025年「緊急危機対策年」ー変化をチャンスへ、【特集】Bridgestone E8 Commitmentを軸とした価値創造、ブリヂストンらしいステークホルダーへの貢献の考え方、ガバナンス、財務/非財務、未財務データとなる。
 持続的な価値創造基盤では、同社の持続的な価値創造への基盤として、シン・グローカル経営体制強化、財務資本(財務戦略ー稼ぐ力の強化と資本効率向上)、米国関税影響とその緩和策(「変化をチャンスへ」)、知的資本(知的財産戦略)、人的資本(人的創造性向上)、ブリヂストン流DX、サイバーリスク対応を紹介する。
 持続的な価値創造ー「質を伴った成長」へ2025年「緊急危機対策年」ー変化をチャンスへでは、「守り」の活動を最優先に、「攻め」の活動を両輪で進めながら、「変化をチャンスへ」変え、激動下でも勝ち抜く「強いブリヂストン」への進化を目指す取り組みについて紹介する。
 特集Bridgestone E8 Commitmentを軸とした価値創造では、同社らしい価値創造を加速させ、特に優れた活動をグローバルで共有する仕組みとして、グローバルTQM活動やブリヂストングループアワードの事例を紹介する。
 ブリヂストンらしいステークホルダーへの貢献の考え方では、株主、ユーザー、従業員・人財、パートナー&サプライヤー、地域社会、サステナブルな社会など、全てのステークホルダーへの貢献を最大化する取り組みについて紹介する。
 ガバナンスでは、実効性のあるコンプライアンス活動や、コーポレート・ガバナンスに関する取り組みを紹介する。
 同社は、今後も企業コミットメント「Bridgestone E8 Commitment」を価値創造の軸として、従業員、社会、パートナー、ユーザーなど、多くのステークホルダーの方々と共に価値を創出することで、未来に対する責任を果たし、持続可能な社会を支えることにコミットしていく。

統合報告2025

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