TOYO TIREは6月27日、環境保護や保全に取り組む団体・事業とその活動を支援する「TOYO TIREグループ環境保護基金」より2026年度に助成を行う団体について、7月1日から公募を開始すると発表した。
TOYO TIREグループ環境保護基金は、1992年、「地球および地域社会の一員としてよりよい生活環境を実現するために貢献したい」という従業員の提案から、環境保全に取り組む団体とその活動に対して資金援助を行なうことを目的として設立した。
助成金を拠出する同基金は、従業員から寄せられた寄付金の合計金額と同額の寄付金を会社が上乗せして拠出するマッチングギフト方式を採用。これまでに延べ1021団体に対し、累計約7億1700万円(2025年4月末時点)の助成を実施している。
同社では、応募のあった団体のうち、日本フィランソロピー協会を通じて助成先や助成事業を選定、助成しているほか、同社の拠点がある宮城県や三重県などでは従業員によるボランティア活動を通じた環境保全にも努めている。
同社グループの「サステナビリティ方針」では、社会の持続可能性が事業成長の前提条件であるという認識のもと、全企業活動を通じてグローバルに社会課題の解決に努めることを掲げている。同社は、各種支援を通じて今後も地域社会の発展に貢献していく。
2025年07月01日